[幸健ホーム 住宅訪問インタビュー]人生で一番大きな買い物はマイホーム。家づくりは決断力も大切

玉城順一

2019年07月22日 10:49

那覇市 U様 煉瓦造り住宅/築5年

これからマイホームを持ちたい方へ、資金づくりのコツなど財テクだけだけでなく、大事なこと、必要なことを実際に念願のマイホームを手に入れた幸健ホームのお客様にアドバイスをいただいてきました! 為になる話がいっぱい。憧れのマイホームも夢じゃない。注目の住宅情報インタビューの連載スタートです!
連載第1回目は、那覇新都心の銘苅に、築5年の煉瓦づくりのマイホームに住まわれているU様宅を訪問して、実際の煉瓦づくりの家の魅力を伺ってきました!


— マイホームをつくるキッカケを教えてください

家を建てる前は、実家が所有する賃貸アパートがありまして、そこに住んでいました。賃貸ではあったのですが、実家で親子ですので通常なら賃料がかかるところを、そのまま、将来のマイホームのためにコツコツと貯めました。

でも実家とはいえ、長男の兄もいたので、そのまま住み続けられるという選択はなく、いつかは実家を出ていかなければなりませんでした。

息子が小学校1年生に上がるまでには家を建てたかったのですが、家を建てるまでに、土地探しだけで10年もかかりました。

私の実家と主人の実家のちょうど中間くらいの、那覇新都心の銘苅あたりで土地を探していたのですが、この土地がアメリカから土地返還されたばかりの頃で、なかなか所有している土地を手放してくれるところもなくて、あまり売地が少なかったんです。

たまたま叔父が故郷の宮古島に帰郷することになり、持っていた不動産を手放すという話が舞い込んできて、主人にも相談せず、すぐ現地をみて購入を決めました。

今まで主人に相談すると、高いのなんのと判断に時間がかかり、なかなかタイミングよく購入することができなかったんです。これまで10年間も時間が掛かっていたのもこれが原因のひとつでした。彼とまた相談していたらいつまで経っても家はつくれないと思い、家計は私が握っていたので、土地の購入を決断しました。ときに、決断力はとても大事だと思います。



— その決断力は凄いですね! 土地は決まったところで、こんどはいよいよ家づくりの建築屋さん選びですね。幸健ホームを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

たまたま、うちの息子と幸健ホームの社長さんの息子さんが同級生だったご縁もあったのですが、マイホームは人生で一番大きな買い物ですから、知り合い同士だからという理由だけで選んだわけではありません。外観が頑丈な煉瓦づくりで内側が木造建築ということで、私が求めていた理想どおりの家でした。

たとえば実家はコンクリートづくりの建物ですが、外観のペンキの塗り替えが必要で、その際には200〜300万円くらい費用が掛かっていました。その点、煉瓦は素材そのものの色なので、色が剥げるということがなく頑丈なので、その分のメンテナンスが掛からないのも選んだ理由のひとつです。

いっぽう、全国展開している大手の建築会社で働いている知り合いもいたので、そちらの物件も見学させてもらったり見積もりも取ったのですが、幸健ホームの煉瓦づくりの家よりも、何割か高かったんです。意外にも、煉瓦づくりの家のほうがコンクリート住宅よりも安くて、それも決め手のひとつになりました。

また、一般的なコンクリート住宅の寿命が25年とか30年とかのようですが、煉瓦づくりの家は100年ともいわれていたのも決断する大きな理由のひとつです。


— 実際に、煉瓦づくりの家に住まわれてみて、率直な感想はいかがでしょうか?

煉瓦づくりの家は、夏場は意外と暑いのかな? とも思っていたのですが、実際は断熱し、クーラーも良く冷えますね。

いっぽう、うちの実家のコンクリート住宅は、真夏だと熱が家の中にこもってクーラーをかけてもなかなか暑さがとれませんでしたが、幸健ホームの煉瓦づくりの家だとクーラーがすぐに冷えるのが良いですね。



— 家づくりでこだわったところはありますか?

当初、洗濯物の干し場が2階ベランダだったところを、1階にしてもらいました。若いうちは2階でも良いかもしれませんが、将来60歳とか70歳とかになったときに、洗濯物を2階の階段を上がって運ぶのはきついですよね? 1階に軒下と、そして洗濯機のすぐ脇に、屋内でも干せるようなスペースと、収納式のワイヤーと衣類乾燥機を設置しました。

それからうちは5人家族なのですが、それぞれ1つずつ自分の部屋を用意しました。たとえば夫婦とはいえ、眠るタイミングや起床するタイミングが違ったりしますよね。たとえば、夫が飲んで遅くに帰ってきても大丈夫ですし。あとうちの場合は、夫のいびきがすごいというのもあるのですが、長い目でみると、やっぱり寝室を別々にしたほうが良いと判断しました。

それぞれの部屋でクーラーつけっぱなしで寝たりするのですが、ソーラー発電を導入しているので電気代もかかりません。むしろ、売電で収益が出るほどです。これは当時導入したタイミングが良かったというのもあるのですが、ソーラーにして良かったと思っています。


— こちらのマイホームの中で、お気に入りを3つ教えていただけますか?

ひとつは、玄関の煉瓦と階段とかですね。煉瓦そのものの格調高い雰囲気とか品があって気に入っています。それから、階段とかトイレの飾り窓のような棚とかもお気に入りです。あと、外側は煉瓦づくりですが、内側が木造なので、木の香りにとても癒されますね。トイレの中も木造部分の木の香りがします。



— マイホームを建てるために、貯金とか資金づくりのコツとか、何か心がけたことはありますでしょうか?

いちおう、夫が自動車メーカーに勤めているので、いただいたボーナスをコツコツと貯めたり。子育てや学費などは、何とかお給料の中でやりくりして、贅沢はしないようにしてきました。夫も協力的で、旅行とか贅沢なものも欲しがらず、ゴルフとかそういうのもなく、趣味などで浪費することはありませんでした。


— 煉瓦づくりのお家を建てられて実際に住まわれてみて、これからマイホームをつくりたい方に、何かアドバイスはありますか?

私が建てるときは、ちょうど消費税が上がる前で、住宅ローンの金利が下がったタイミングに建てることができました。そのようなタイミング的なことでいうと、消費税が10%に上がる前に建てたほうが良いのではないでしょうか。また金利も、以前と比べると今は安いので、買い時ではないでしょうか。人生で一番大きな買い物はマイホームですが、家づくりは決断力もとても大切だなと実感しています。





[DATA]
家族構成:5人家族(ご夫婦と子供3名)
築年数:5年
煉瓦造り住宅で良かったこと:クーラーの効きが良い/頑丈
住宅購入のコツ:ボーナスを貯める/浪費しない/思い切りも大切




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